会社代表からのご挨拶

 ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン株式会社は、2004年12月に様々な高い運用能力を持った人材に対して最適な運用環境を提供し、その運用能力を国内外の投資家に提供することを目的に設立されました。日本株をはじめ、様々な資産クラスにおいて多様な運用能力を発揮し、最適なリスク調整後のリターンを様々なニーズを持った投資家に提供していくことが、当社の社会的な役割であると認識しています。
当社は、日本で初めてヘッジファンドのインキュベーション用プラットフォームを作り上げ、これまで10年以上に亘って、多様な運用能力を持った人材を発掘育成し、その運用能力を生かせる場として最適なスキームを持った様々なファンドを組成してきております。日本株を対象としたロングショートファンドを中心にして、その他にもロングオンリーのプロダクト、プライベート・エクイティファンド、ロシアやミャンマーに投資を行うファンド等、その道の第一人者を発掘育成して、他にはないユニークな投資機会を主に国内外の機関投資家に提供して参りました。
 当社のこれまでの投資家ベースを見ますと、国内では、銀行、生損保、証券会社、年金基金、大学の基金や個人の富裕層を顧客基盤として築いてきており、海外でも、欧州、アジア、米国等様々な地域のプライベートバンク、ファンド・オブ・ヘッジファンズ、ファミリーオフィス、アセット・マネージメント会社等の投資家ベースを持っております。
 当社のファンド運用者、アドバイザー、トレーダー、証券アナリスト等フロントサイドの陣容を見ますと、国内外の大手運用会社及び金融機関で最低でも7年の経験を有し、平均経験年数は20年となっており、経験豊富なトップクラスのファンドマネージャー、トレーダー、及びアナリストが集まっております。
 また、最高の運用環境を実現するためのスタッフも同様に、ファンドのマーケター、アドミニストレーター、コンプライアンス・オフィサー、及びリレーションシップ・マネージャー等々、それぞれの専門領域において長い経験と高い能力を持ったスタッフを揃えており、様々なタイプのファンドの組成及び運営を、精鋭のスタッフによって執り行っております。

 日本の金融市場は、戦後、護送船団方式の下、間接金融を中心に発展して来ました。その為もあって、日本に於けるアセット・マネージメント・ビジネスは一つの産業とは見做されず、主に銀行、生損保、証券会社等のファンド販売会社の子会社群として認知されるに留まり、米国や英国、スイス、シンガポールといった国々の様にアセット・マネージメント・ビジネスを国の重要な産業として育成して来ておりませんでした。米国に次いで大きな金融資産を持ちながらも、低金利の中、その大半を銀行預金の形で運用していることから、全体としては非常に低いリターンしか生まない資産運用形態
を取っており、戦後の目覚ましい経済成長によって形成された膨大な金融資産が、非常に非効率に運用されるという状況が長く続いて来ております。仮に1694兆円(2015年3月末)もの個人金融資産を平均5%程度で運用出来れば、年間85兆円程度のリターンを生み、おそらく税収もその2割の約17兆円入る、という計算が成り立ちます。これは現在の税収の3割程度にも当たる金額となり、財政問題が取りざたされる中、何故この問題に焦点を当てないのか疑問です。貸出先を見つけられない状況の中で銀行預金の形のままで置いておけば、結局、国の借金である国債の消化に使われるという非生産的な形でしか運用出来ないという状況は変わりません。この貴重な日本の資源である個人金融資産が、日本経済の成長のドライバーとして生かされて来ていない状況が長く続いていると言う事が出来ます。

 当社は、上記のような環境下、独立系のアセットマネージメント会社として、高いリスクリターンを実現する各種ファンドを組成・運用していくことで、日本のアセット・マネージメント・ビジネスが将来日本の経済規模に見合った形まで成長していけるよう、微力ながらも志高くこのような発展の礎石となるべく事業展開を図っていきたいと考えております。 

 
ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン株式会社
代表取締役社長
小柴 正浩